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日露演劇交流年表 露演劇会議編

1913年

12月、山田耕筰ベルリン留学の帰途、モスクワでモスクワ芸術座の『ハムレット』(演出はスタニスラフスキー)を見、感激。毎晩のように芸術座に通う。(『自伝 若き日の狂詩曲』)

1915年

7月、近代劇協会、チェーホフの『桜の園』を上演。

1916年

7月、芸術座、トルストイの『闇の力』を芸術倶楽部で上演。

1917年

3月、3月革命。
10月、芸術座、トルストイの『生ける屍』を明治座で上演。中山晋平作曲・北原白秋作詞の劇中歌「さすらいの唄」大ヒット。
11月、11月革命。

1918年

8月、シベリア出兵。

1919年

6月、新劇協会、有楽座でチェーホフの『叔父ワーニャ』を上演。

1922年

12月、土方与志パリでモスクワ芸術座の『どん底』『桜の園』『村の1月』『カラマゾフの兄弟』を見る。(『演出者の道』)

1923年

12月、土方与志、関東大震災の報に急ぎドイツ留学を切り上げ帰国の途次、モスクワに1週間滞在、メイエルホリドの舞台などを見てロシア演劇に開眼。(「なすの夜話」)

1924年

6月、土方与志、私財を投じ「築地小劇場」を建設・開場。小山内薫らとともに築地小劇場を新劇の拠点とする。以後、築地において数多くのロシア戯曲が上演される。

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