日露演劇会議の翻訳出版事業進む
皆様 「日露演劇会議」翻訳部会の活動がいよいよ実を結びます。
まず、この秋のにはロシア・リアリズム演劇の父とも言うべき名優シェープキンのわが国初の評伝が会員・森光以さんの翻訳で而立書房から出版されます。シェープキンは、農奴出身の俳優で、後のモスクワ芸術座創立者であるスタニスラフスキーなどにも大きな影響を与えた人物。しかし、これまで日本ではまったくといっていいほど知られることのなかった人物です。
さらに続いて、今年度中に小説「巨匠とマルガリータ」で知られるブルガーコフの「戯曲選集」全4巻の第1巻と第2巻が東洋書店から発売されます。これは村田真一理事監修で当会の若手翻訳陣(大森雅子・佐藤貴之・秋月準也)の手になるもの。
「評伝 シェープキン」も「ブルガーコフ戯曲選集」も「日露演劇会議叢書」の1冊となります。
発売時期・定価等については詳細が決まり次第告知いたします。どうぞご期待ください!