モス芸WS終了。
第5回目となった「モスクワ芸術座付属演劇大学in 東京 夏期ワークショップ」が無事終了した。
今回の受講者は男女16名。
熱暑の中、ムーブメントと演技のエクササイズ、そしてマスタークラスではチェーホフの初期作品「プラトーノフ」への取り組みが連日行なわれ、充実の2週間を過ごした。
最終日には、それぞれの課題の発表も行なわれ、その後、恒例となった「送別会」が新宿3丁目の中華レストランで行なわれた。
写真は、その時のもの。
皆さん、じつにいい顔をしている。
できれば、このWS、もっと期間を長く、できれば3週間にし、さらにできれば東京のみではないものにしたいもの。
というのも、体系的な基礎の片鱗を学ぶには2週間はあまりに短すぎるからだ。
そして、地方ではいまだに本当の「基礎」を知らない指導者によるWSが行なわれているのが実情。
ここを変えない限り、土壌の改良は進まない。
当会では、このモス芸によるWSを継続しつつ、さらに当会独自のスタンダードWSを充実させて行くつもりでいる。